2020.09.01

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安倍政権から学ぶべきこと

安倍政権から学ぶべきこととして、特に私が注目するのは外交面です。

総理はこれまで、1回目の東南アジア3か国訪問(13年1月)から81回目の中東3か国訪問(本年1月)まで、実に80か国・地域(のべ176か国・地域)もの訪問を重ねてきました。これも間違いなく歴代最多です。

一方、あまり指摘されていませんが、154か国・地域の首脳が訪日し、会談等を実施しました。

外交は首脳間の往来・対話を通じて大きく前進します。民主党政権時に破綻した日中関係の改善もその一例です。

これらの双方向の外交を通じ、二国間関係の発展のみならず、国際社会において日本の主導力は確実に高まりました。

確かに、拉致問題、北方領土などの解決に至らなかった課題はありますが、これまで総理の訪問歴のない国(特にアフリカなど)も含め関係が強化され、多国間外交においても日本のプレゼンスは間違いなく向上しました。

このことは各国首脳や国際機関の長などが総理の辞任に際して寄せた数多くのメッセージに結晶しています。

併せて、総理のリーダーシップもさることながら、公明党が支えてきた安定した長期政権だからこそ実現できたとも言えると確信します。

この重要性をしっかりと留め、継承していくことが、国際社会において今後とも日本が責任ある役割を果たしていくために重要と考えます。

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