2020.09.12

活動報告

公明党と在京アフリカ大使との意見交換会に出席

昨日東京にて、山口代表、斉藤幹事長の参加の下、初となる公明党と在京アフリカ大使との意見交換会に出席。

アフリカの年(1960年)から60年の節目となる本年を記念して、アフリカ10か国(ジブチ、モザンビーク、ベナン、エジプト、ガーナ、セネガル、チュニジア、南アフリカ、ルワンダ、ケニア)を招いて開催されました。

 会合冒頭、山口代表が概要次の通りご挨拶。
●コロナ禍の中ではあるが、2022年にチュニジアで開催される TICAD8(第8回アフリカ開発会議)を見据えて日アフリカ関係を深化させていきたい。感染拡大防止と経済回復のために各国で様々な取組がなされており、リーダーシップに敬意。
●一方で、SDGs(国連持続可能な開発目標)達成の観点から今後の影響が懸念される。TICAD(アフリカ開発会議)はコロナ禍の中でアフリカの開発課題に対処するために一層意義を増している。
●昨年の TICAD7 では、SDGsに関して、人間の安全保障の重要性と一人ひとりの声を大切にする公明党の姿勢と合致する趣旨のスピーチを行った。TICAD8を展望しつつ、コロナ禍にあってもアフリカでのSDGsの取組を進めることは、公明党として極めて重要な課題と位置付けて取り組んでまいりたい。

 続いて、政府を代表して森外務省アフリカ部長の挨拶後、出席大使お一人お一人からご挨拶。いずれの大使からも、コロナ対策のための日本による支援(食糧援助や医療資機材供与)への謝意と共に、TICAD8に向けたコミットメントと公明党がこれまでアフリカ開発のために果たしてきた役割への高い評価と今後一層の役割への期待が示されました。

 コロナ禍により、アフリカ でも多くの感染者・犠牲者が発生しています。COVAX ファシリティ 等を通じたワクチン確保・予防接種のための支援が必要です。同時にアフリカでは、マラリア、エイズ、結核 などの三大感染症や顧みられない熱帯病(NTDs)などへの対策支援や学校に行けない子ども達への教育支援も不可欠です。

 引き続き、人間の安全保障 の理念に基づき、感染症対策をはじめアフリカに対する保健分野、また教育分野での国際協力において、日本が強力なリーダーシップを発揮していかなければなりません。

 私自身、前職時代にポルトガル語アフリカ諸国やTICADはじめ開発協力に携わった経験を最大限に生かし、本日を第一歩として、TICAD8に向けてアフリカ諸国と一層連携すると共に、日アフリカの関係強化、持続可能で強じんなアフリカ、引いては誰一人取り残さない地球社会の実現に向けて、全力で取り組んでまいる決意です。

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