2020.09.15

活動報告

兵庫区・長田区訪問

昨日は、神戸市兵庫区と長田区を訪問。

長田区と言えば、ケミカルシューズ の本場。工業組合理事長と懇談。

アパレル・ファッション業はシーズンを先取りして新製品が開発されます(現在なら冬・春物)が、コロナの影響で需要が大きく後退、先行きも見通せず、特に普段百貨店等で靴をお求めになる購買層が足を運ばれなくなっているため、大変厳しい状況と伺いました。

融資や助成金・給付金等の国の支援策を活用される一方、必ずしも倒産に至らないまでも、後継者不足や先行き不安のため、廃業されるケースが増えていることが憂慮されます。実際、7月、8月と各々数社のメーカーが廃業されました。

そうした中、靴用の素材として使用されるナイロンを転用し、マスクを製作されているメーカーもあります。途中までは同じ工程のため、同じ機械を使い、途中から手作りで仕上げています。雇用を守るための現場の知恵と工夫、懸命のご努力に深く感銘しました。

コロナによって伝統あるMade in Kobe のシューズを絶やすようなことはできません。反対に、Made in Japanの価値が改めて認識されるようにしなければなりません。

【神戸シューズ について】
http://www.csia.or.jp/kobeshoes/index.htm

同様の状況にある他のアパレルメーカーもあろうかと思います。そうした実態の更なる把握に努め、発信すると共に、国にも必要な措置を求めてまいる決意です。

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