2020.09.16
活動報告
ブラジル大使との意見交換
本日、参議院本会議にて、初めての首相指名投票に臨ませていただきました。
菅義偉新総理大臣が選出されました。ご就任を心からお慶び申し上げます。
明日は開会式ですが、新型コロナ対策のため、通常のように全員参加ではなく、各党代表数名出席による開催となります。
通常参加される在京外国大使の出席も制限があるところ、ブラジルのサボイア大使より、新政権発足に際して、日ブラジル関係の発展のために意見交換の要請がありオンラインでお話しました。
当方より、ブラジルでの新型コロナウイルス感染症による影響に改めてお見舞いをお伝えした後、9月7日のナショナル・デー(独立記念日)に祝意をお伝えしました。
先方より、菅新総理が2007年に総務大臣時代にブラジルを訪問し、地デジの日ブラジル方式(ISDB-T)に関する協力など一層推進されたことを紹介され、新政権との間でも日メルコスール(南米共同市場)貿易協定(EPA)交渉の更なる進展やインフラ分野等での新たな協力についてご関心を表明されました。
当方からは、両国間の往来が自由にできない現状を踏まえると、新型コロナ対策で協力をすべきではないか、例えば昨日、日本政府も拠出を決定したCOVAXファシリティにブラジルも参加して両国としてコロナワクチンの公平・平等なアクセスを実現するために協力できるのではないかとお伝えしました。
コロナの克服のための両国の協力が明年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて重要であり、「リオから東京へ」の具体的な取組の一つになると確信します。
引き続き密接に連携して、日ブラジル関係促進のために全力を尽くしてまいります。