2020.10.13

活動報告

はりま高齢者講習専門校を視察

本日、高砂市にある本年6月全国で初めて開校した『はりま高齢者講習専門校』を視察。

伊藤たかえ参議院議員、天野県会議員、砂川高砂市議、迫川市議、森市議と共に。

現行制度の下で高齢者講習は、認知機能検査と運転指導が2回(別日で)行われている教習所が多いことから、予約がなかなかとれず、待ち期間約3か月要するなど課題があります。

本専門校は、そのような待ち期間をゼロにし、高齢運転者の再教育を推進することで交通事故防止に寄与するために設立。現在、ほとんど待ち期間をかけずに受講者を受け入れ、適性検査から実車指導まで2時間(又は3時間)で行われています。

東播磨地域のみならず、但馬、淡路、阪神地域など兵庫県各地からも受け入れており、兵庫県下であればどなたも利用可です。

新型コロナ対策はもちろんのこと、バリアフリーや多機能型トイレなどを完備した充実の設備、高齢運転者のみのゆとりある専用コース・駐車場など、安心して受講できる環境が整っています。

民間主導でこうした施設が全国でも兵庫において先駆けてできたことは大変素晴らしく、関係者の皆様のご尽力に深く敬意を表します。

私自身、本年4月の内閣委員会で、高齢運転者がスムーズに受講できるような体制の確立、教習所の皆様が持続的に受け入れ可能な環境整備の重要性を訴えたところです。

一方で、道交法改正により、従来の高齢者講習(70歳以上対象)に加え、再来年からは75歳以上の一定の交通違反歴のある運転者への運転技能検査も導入されます。

新制度のもとでも、ぜひこうした民間主導の取組を行政がしっかりと後押ししていくよう、フォローしてまいりたいと思います。

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