2020.10.20
活動報告
水素サプライチェーン構築実証事業サイト視察
本日、公明党水素社会形成推進小委員会のメンバーで地元神戸の関連施設を視察。
・液化水素運搬船(川崎重工神戸工場。来春、豪州間で運搬実験予定)
・液化水素荷役実証ターミナル(神戸空港島。豪州から運搬された水素を荷役予定)
・水素エネルギー利用システム開発実証事業(ポートアイランド。地域公共施設に供給中)
の現場を視察させて頂きました。
水素を製造し(豪州の褐炭を利用し低コストで「つくる」)、輸送・貯蔵し(「はこぶ」「ためる」)、利用する(「つかう」)ための世界初の実証基盤が神戸市内に整備されています。
水素(H2)は、無臭・毒性がなく、何より温室効果のない気体です。製造からステーションでのFCV(燃料電池自動車)充填までのCO2排出量で比較しても、海外褐炭由来水素は、国内再生可能エネルギー(太陽光・風力)由来水素と同等の低排出です。
今後、2030年を目標とし、経済性を含めた商用化が期待されます。そのためには、技術、知財、国際的なルール策定の三位一体となった取組を通じ、産業競争力を着実に高めていく必要があります。
我が国の水素社会実現、そしてグローバルな展開に向け、日本が誇る最先端の技術と神戸での先進的な取組が生かされるよう後押ししてまいります。