2020.11.30
活動報告
神戸市の不妊治療専門クリニックを視察
本日は、伊藤たかえ参議院議員と公明党兵庫県本部女性局議員の皆様と共に、神戸市の不妊治療専門の英ウィメンズクリニック/英メンズクリニックを視察。
同クリニックは、日本生殖補助医療標準化機関(JISART)に加盟する国内有数の最先端施設。体外受精や顕微授精、受精卵の凍結保存など高度な技術を駆使した治療(=高度生殖補助医療:ART)を行う各現場を視察させていただきました。
生殖補助医療のステップ、出産に至るまでに必要な卵子数、ART治療による妊娠率(50歳まで妊娠可能なケースはある一方、出産は47歳以上の例は全くないこと)、血中AMH(卵胞分泌ホルモン:卵巣の中に残っている卵子の目安となる評価指標。年齢とともに減る一方、若くても低い人がいるため早期に知った方がよいこと)など、専門的な理解を深めることができました。
また、関西唯一の男性専門のクリニックも視察させて頂き、大変参考になりました。
利用者の平均年齢は36歳。「35歳までであれば(高い確率で妊娠は)可能です」と伺い、保険適用や助成制度などの経済的な負担軽減もさることながら、早い段階から不妊治療に関心をもつ必要性、治療の中身や質について理解を深めることの重要性を感じました。今回学んだことを今後の活動にぜひ生かしてまいりたいと思います。