2021.05.11

活動報告

山口代表とGavi、CEPIとのオンライン会談に同席

昨日、公明党山口代表とバークレーGaviワクチンアライアンス事務局長、バチェットCEPI(感染症流行対策イノベーション連合)CEOとのオンライン会談に同席させていただきました。

 先方からは公明党の主導で、昨年、日本が各国に先駆けてCOVAXファシリティ(コロナワクチン国際共同購入枠組み)への参加を決めたことが、世界191か国・地域が参加する協力に発展したとの深甚なる謝意が示されました。 

 同時に、変異株の発生や接種対象人口の引き上げ(2割から3割)に伴い、特に途上国向けのワクチンの接種のためには資金ギャップ(約20憶ドル)の追加資金が必要であり、来月予定の日本とGavi共催のワクチンサミットにおける我が国の更なる貢献に対し、高い期待が寄せられると共に、公明党による更なる後押しに対する要請がなされました。

 世界全体でコロナ禍を乗り越えていくためには、我が国国内のみならず、責任ある主要国家として国際協力をさらに進める必要があります。

 一方で、我が国でもワクチン接種が緒についたばかりの中、COVAXファシリティへの国民的支持を得るには、日本にとっても同枠組みが裨益することにつき、国民の皆様のご理解を深めていくことが不可欠だと考えます。

 そうした観点から、私からは、 ①来年以降もコロナ禍が続くことが予想され、我が国メーカーによるワクチン開発が急務の中で、国際共同治験に向けたこれら2団体による仲介や、②来年以降の国内実用化までの間に、我が国に対しても同枠組みからワクチンの提供を実際に受けること(つまり、投資に対するリターンを得ること)の重要性、そして、③我が国開発のワクチンが将来的に同枠組みの下で国際的に提供できるようにしていただきたいと要請しました。

 これらの団体との間の中長期的なパートナーシップを一層深め、我が国による更なる貢献を通じて、世界全体でコロナ禍を克服できるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

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