2021.10.08

活動報告

但馬牛、神戸ビーフのふるさと

兵庫県北部の美方地域は、但馬牛、神戸ビーフのふるさと。

2019年(令和元年)2月、畜産分野で日本初の農業遺産に認定。これは、全国に先駆けた牛籍簿、牛の戸籍簿の整備や、美方郡という限られた郡内産にこだわって和牛改良を行うことで独自の遺伝資源を保全するなど全国有数のシステムが評価されたものです。

同年10月には、人と牛が共生する「但馬牛の飼育システム」として、世界農業遺産 認定に向けてFAO(国連食糧農業機関)へ申請が行われ、現在審査が進んでいます。

昨年12月、参院農水委で早期認定に向けて働きかけを加速化すべきことを強く訴え、これまでフォローしてきました。そしてこのほど、申請書の再提出が行われたことを受けて、本日、国に対し改めて働きかけ強化を要望しました。

具体的には、改訂版申請書を踏まえた早期の現地調査実施、調査を踏まえて速やかに正式認定されるよう必要な情報収集やハイレベル・要路への働きかけの強化などを求めました。

コロナ禍にあっても我が国が世界に誇る但馬牛のようなブランド和牛を次代に継承していくためにも、早期認定に向けた働きかけを継続すると共に、ブランド和牛の魅力や歴史の国内外への発信、輸出促進等への一層の支援も国に求めて参ります💪

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