2022.09.16
活動報告
ルーマニア ブカレストを訪問
公明党ウクライナ避難民支援東欧調査団
15日、 ルーマニア、ブカレストを訪問。
ROMEXPO避難民センター(UNHCR、WHO、IOM、NGO等が活動する避難支援所)を視察。センター代表から日本政府の資金協力に対する謝意。
一方、日本にとっては、避難民が必要とする「現金給付」の支援ニーズに応えることが課題と判明。
他のドナー国は許容していますが、日本はできません。用途がわからないものに使用されると説明責任がつかないからという国の判断のようです。
しかしながら、現在は給付はアプリを通じて行われるため、管理可能であり、何でも利用可能というわけではありません。
「選択を可能とすることは避難民一人ひとりの尊厳を守ることにつながり、ひいては行政側の負担も軽減する」とUNHCR代表。
世界の趨勢に即しています。ウクライナ危機のような状況だからこそ、従来の観念にとらわれない支援が必要だと感じました。
その他、ウクライナ避難民支援担当のトゥルザ首相府補佐官との懇談では中長期的な観点でのルーマニア政府の取組方針を聴取。
また、国際NGOのセーブ・ザ・チルドレンが行っている子どもの保護に関与する大人(例えば公務員、弁護士等)へのトレーニング現場を視察しました。
15日午前も、国際NGOの支援現場を視察させて頂きます。支援現場に飛び込んで日本として何ができるのか模索を続けてまいります。