2022.11.30

活動報告

山形県酒田市を訪問

本日、山形県酒田市を訪問。但馬を結んで育つ会の千葉義幸代表理事、広瀬養父市長と共に、同会と連携協定を結んでいる地域医療連携法人「日本海ヘルスケアネット」の中核病院である日本海総合病院を視察し、栗谷理事長と協議しました。

同病院が位置する庄内地方は、総合病院がカルテ情報を開業医、薬局、訪問看護ステーション、介護事業者等に提供。患者の投薬情報が共有され医療福祉サービスと住民の安心感の向上につながっている全国でも先進地域です。

また、従来の県立日本海病院と市立酒田病院の機能を分化。日本海総合病院(急性期)と酒田リハビリテーション病院(療養期)と再編したことによって経営効率化を図り、地域全体の黒字化を実現(総合病院は14期連続黒字)。

さらに、薬剤の有効性・安全性・経済性を踏まえた地域での推奨薬(12薬剤)を選定することで大幅な薬剤費節約を実現。他にも連携する法人間での人事交流を行い、従事者のスキルアップ等に結びつけるなど大きな成功を収めています。

面積、高齢化率、人口増減率などにおいて、庄内地方と非常に状況が近い但馬地域でも、持続可能な医療福祉連携を形にするための取組が進められています。

現行体制を改め、自治体を超えて地域全体で連携を実現していくことは決して容易なことではありませんが、国政の立場からも後押しできるよう一緒になって取り組ませて頂く決意です。

その後、公明党佐藤たけし議員と共に丸山酒田市長を表敬。港湾(酒田港)整備や高速道路のミッシングリンク解消などについて意見交換。酒田はじめ庄内地方、そしてご縁のある山形県、東北の発展のためにも、党ネットワークの力で推進してまいります。

一覧へ戻る