2023.02.07

活動報告

東京にて水ing株式会社を訪問

本日、東京にて水ing株式会社を訪問し、同社が神戸市及びJA兵庫六甲と協働して開発したこうべSDGs肥料(下水からリン資源を回収して肥料化)の実用化にかかる取組について伺いました。

リン資源は現在、中国から約9割の輸入に依存し、約100年から200年で枯渇が危惧されています。

このように経済安全保障上の重要性、また、輸入時に発生するCO2削減につながること、消化ガスを活用した発電による処理場の電力コスト節減もできることなど、これまで1割程度しか活用されていない下水汚泥の肥料化には幾重にも意義があります。

特に、都市部では神戸のようなリン回収の取組、地方においては汚泥コンポスト化(佐賀市等)による活用の可能性があります。

今後、国内最先端地域である神戸をはじめとする取組が全国に広がるよう、横展開に必要な課題を特定して後押ししてまいります。

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