2023.05.10

活動報告

武井外務副大臣に要請

昨日、武井俊輔外務副大臣に対し、塩野義製薬株式会社の手代木功代表取締役会長兼社長とともに、薬剤耐性(AMR)に対する新規抗菌薬の開発促進に向けた要請を行いました。

現在、最強の抗生剤であるカルバペネムにさえ耐性を持つ菌が現れており、犠牲者は世界で年間100万人を超え、放置すれば2050年には1,000万人亡くなると言われています。

そうした中、同社やMeiji Seikaファルマ社などは世界の各地域で異なる耐性型すべてに効果が見込まれる抗菌薬を開発しています(共に国内では薬事未承認)。

薬剤耐性菌による感染症の世界的流行を防ぐためには、こうした新たな抗菌薬開発を後押しする国際的な市場インセンティブ(誘因)が必要です。

私からは、いよいよ来週に迫った広島でのG7サミットにおいて日本がリーダーシップを発揮して、先進国間の取組を具体化し、我が国の国益にも資するような形での成果文書が採択されるよう求めました。

武井副大臣は前向きに取り組む考えを示されました。

引き続き政府に対して必要な対応を求めてまいります💪

一覧へ戻る