2023.10.11

活動報告

茨城県つくば市 千葉県神崎町の現場を視察

本日は、政務官就任後初めての出張。茨城県つくば市の国際農研、農研機構、千葉県神崎町の農事組合法人の現場を視察させて頂きました。

国際農研では、肥料を大幅に減らしても栽培可能なコムギの開発状況を伺い、みどりの食料システム戦略のアジアモンスーン地域への展開が着実に進められていることを確認。

農研機構では、果樹栽培の省力化技術、無人ロボットトラクタ、自動水管理システム、ロボティクス人口気象室、ジーンバンクなどを拝見。久間理事長から機構の研究開発戦略を伺い、スマート農業技術の開発において同機構が重要な役割を担っていることを心強く感じました。

農事組合法人神崎東部では、実際に大規模水田作で使われている、多様なロボット農機やスマート技術を拝見。実際に汎用ロボットコンバイン機に試乗。スマート農業は基幹的農業従事者が減少する中で不可欠なものであることを実感しました。

スマート農業については、大規模農地に適している側面がある一方、特に地元兵庫県にもある中山間地域など条件不利地域への展開にあたっては、更なる技術革新と機器価格の低廉化、普及のための工夫(シェアリング、サービス事業体の活用等)、農地の円滑な集約化などの課題もあります。

今回の視察で得た知見や現場のお声を今後の政策・制度立案の参考にさせて頂き、的確に施策を講じてまいります。

一覧へ戻る