2023.10.16
活動報告
宍粟市を訪問
本日は終日宍粟市を訪問。
波賀元気づくりネットワーク協議会(松本会長)、兵庫木材センター(八木理事長)、JAハリマ(石橋常務理事)、揖保川漁業協同組合(井上組合長)、富田副市長を表敬。
宍粟市は県内2位の広大な面積を有し、その9割が森林です。
現在、地域有志の協議会のご尽力により、 波賀森林鉄道復活プロジェクトが進められており、今後、小中学生への教育施設としても更なる活用が期待されています。
兵庫木材センターでは、原木生産から製品製造、供給までを一貫体制で行い、樹皮や木くずまでを専用ボイラーで燃料として有効活用したり、チップはパルプに利用するなど無駄のない生産体制を組まれている現場を視察。持続可能な林業のために同センターが果たしている役割を詳しく教えて頂きました。
JAハリマでは、コメの収穫状況、新たな特別栽培米「ちくさの舞」の開発や黒豆生産のための農福連携などの取組をご紹介いただきました。
揖保川漁協では、アユやアマゴなどの川魚が、風水害や一部の山林事業者の無責任な作業による水の汚れ、大量繁殖しているカワウによる捕食による影響で激減している実態を伺いました。
富田副市長には、本日の視察の結果を共有すると共に、市・県・国で連携を強化して取り組ませて頂きたいとお伝えすると共に、農政全般についても意見交換もさせていただきました。
現場で伺ったお声をもとに、持続可能な農林水産業政策を推進して参る決意です。