2023.11.07

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安定政権で難局打開/中野、赤羽氏が力強く決意

安定政権で難局打開/中野、赤羽氏が力強く決意/兵庫で自公合同の国政報告会
公明新聞電子版 2023年11月07日付

【記事本文:2023/11/07 1面】

 公明党の中野洋昌衆院議員は5日夕、兵庫県尼崎市で党県本部と自民党県連が合同で開催した国政報告会に出席した。自民党の小泉進次郎元環境相、大串正樹、山田賢司の各衆院議員、黒川治県議らが出席し、来賓として松本眞・尼崎市長が参加した。

 小泉元環境相は「政治家は頭の良さや能力だけで仕事をするのでなく、心で仕事をするものだ。自分の人生の体感から出てくる政策を語ることが人々に伝わる」と力説。町工場の職人の父親を持つ中野氏だからこそ、実感が湧く中小企業支援や子育て政策に力を注ぐことができると訴えた。

 中野氏は「日本の経済を元気にするには中小企業が元気にならなければいけない」とし、物価高に負けない賃上げに全力を尽くす決意を述べた。

 一方、6日夜には神戸市内でも自公合同の国政報告会が開かれた。公明党からは赤羽一嘉幹事長代行、自民党からは林芳正前外相(衆院議員)らが出席し、安定した自公連立政権の下で国内外の難局を打開する決意を訴えた。

 林前外相は、政府の総合経済対策の意義について「デフレに戻らせない最後の一押しとして、賃金が物価に追い付くよう短期集中的にやろうというのが基本的な考え方だ」と強調した。

 また、緊迫化するイスラエル・パレスチナ情勢にも触れ、国際社会の中で日本が果たすべき外交努力の重要性を訴えた。

 赤羽氏は、半導体や蓄電池、水素など戦略分野における国内投資を促し「経済成長の果実が現場に行き渡るようにすることが大事だ」と述べた。

 会合では、自民党の関芳弘、山田賢司、藤井比早之の各衆院議員、来賓の久元喜造・神戸市長らもあいさつした。

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