アラブ首長国連邦（UAE）ドバイを訪問

本日、アラブ首長国連邦（UAE）ドバイを訪問。

先方政府とはモハメド気候変動・環境省次官と会談しました。昨年７月の岸田総理の同国への訪問を受けて合意した農業・気候変動・環境分野の覚書に基づく行動計画を連携して早期に策定していくことに合意。

両国の協力関係を第三国に広げ、パレスチナをはじめとする中東地域、また、アフリカなどの人道状況改善に向けた食料安全保障のためにも協働していきたいとお伝えしました。

また、現地の日本産食品事業関係者とも意見交換。

高級寿司店「Hoseki」のシェフや卸売・小売事業者、日本食関係事業者（外食、シェフ、卸売、小売、ファンド、商社・コンサル関係者）と懇談すると共に、日本産食材を販売するスーパーなども視察させていただきました。

同国はじめイスラム圏ではハラル（イスラム教上「許された」との意味）対応の食材でなければならないなど個別の配慮が必要です。

地元兵庫の食品メーカー（日の出みりん）の対応食材も見つけました。

日本政府としては、JETROや総領事館・大使館で構成する輸出支援プラットフォームを近々中東で初めてUAEに設置して推進して参ります。

地域のハブ（中心地）機能を有するUAEを拠点として、中東やアフリカ地域に日本産食品を更に輸出拡大していくにあたり、現場関係者の貴重なお声を伺うことができました。

これから気を付けて帰国します。今回の出張にてお会いしたすべての方々に心より感謝申し上げます。