2024.03.30
活動報告
初めての嚥下食(えんげしょく)に感動
本日は地元兵庫県尼崎市伊丹市を訪問。
尼崎では、嚥下食(えんげしょく) 介護食の料理教室、摂食嚥下障がいのある人やご家族・医療・福祉関係者のネットワークづくりや相談支援活動を行っている川端さんご夫妻にお会いしました。
多可町のコメ農家「農園若づる」の辻朋子さんが開発したアルファ化米粉「すぐ、おかいさん」を能登半島地震被災地に送付した際に、言語聴覚士として川端さんが相談先となられたことを知りました。
人生で初めて嚥下食をいただきました。見た目はそのまま、素材の風味も活かした彩り豊かな食事に感動しました。
川端さんは、こうした嚥下食は家庭でもできることを多くの方に知ってもらい、家族がいつまでも笑顔を絶やさず食卓を囲むことができるようにするために理学療法士のご主人と共に活動されています。
ぜひ、兵庫の特産品を使った嚥下食を提供していきたいといったご要望も受けました。誰しも将来直面する課題。満足、健康、尊厳のために嚥下食の重要性を実感しました。
伊丹では公明党しのはら光宏議員の紹介で、オーガニック給食の普及をはじめ、母親の立場から食を通じて子どもの健康と未来の環境を守るために、同市や宝塚市で活動されている市民グループ(NPO法人 食と農の未来をつくるネットワーク)の皆さんと懇談。里見たかえ県議と共にお話させていただきました。
兵庫は有機農業の展開を図るオーガニックビレッジが全国で最多(9市町)あり、但馬地域などを中心にオーガニック給食も広がりつつある一方で、産地と消費地をつなぐことや人材育成(担い手や指導者の確保)などの課題があるとの認識を共有しました。
このほか、食料・農業・農村基本法の改正や子どもたちが農業に触れる機会を得るための学校周辺の農地の利用促進などへのご要望もいただきました。
公明党の議員ネットワークで本日いただいたお声を着実に前に進めることができるよう取り組んでまいります。