2024.03.31

活動報告

能登半島地震被災地石川県へ

本日は、能登半島地震被災地石川県へ。

公明党塩田ひろあき参院議員や小松実県議、土屋克之町議、坂秀明金沢市議とともに内灘町の液状化被害を受けた農地を視察。被災農家や同町土地改良区理事長のお声を伺いました。

かつて干拓事業(河北潟)が行われた同地区では、地盤が隆起と沈下を繰り返し、水田が波打った状態になっており、水路なども多大な被害が発生。

インフラの復旧を急ぐとともに、農家が農地の復旧作業に携われるような形で営農ができなくとも生計が立てられるようにして欲しいとのご要望を頂きました。

その後、昨年11月にもお訪ねした志賀町でコメ生産を行う株式会社「ゆめうらら」の裏社長を訪問しました。

GPSを活用して稼動位置を正確に把握し、整地作業で使う「ブレード」(前方にある盾板)を自動制御し、効率的に農地の凸凹を平らにできるコマツ製ICT(情報通信技術)ブルドーザーを利用し、生産性を向上させてきました。

今回の震災を受けて地割れが生じた水田を耕した後に 水を張り、ICTブルで整地したところ、深さ70cmの亀裂でも修復が可能であることを実証。

同席された「いしかわ農業総合支援機構」関係者と共に県内にあるICTブルの活用を通じた農地修復の方途について協議しました。

明日で発災から3ヶ月。復興の道のりはまだまだこれからですが、被災地に徹して寄り添い、これまでの震災を通じて得られた知見や新たな技術を総動員し、チーム公明党の力で前に進めてまいります。

損壊設備復旧に全力/農家の液状化被害を調査/石川内灘町で塩田、高橋氏 公明新聞電子版 2024年04月01日付

一覧へ戻る