2024.09.03

活動報告

宮城県を公務訪問

本日は、宮城県を公務訪問。

仙台市では東北復興水産加工品展示商談会2024に来賓として出席。会場を回り、出展者の方々とも意見交換しました。東日本大震災で失われた販路の回復とALPS処理水の海洋放出に伴う風評被害払拭を目的として、今回で10回目となる節目の開催。

東北・関東6県から100社を超える出店と全国の水産・食品バイヤーにご参加いただき感謝申し上げます。

続いて、女川町へ。出発前、東日本大震災によって唯一亡くなられた公明党議員がいると伺い、まず慰霊碑の前で手を合わせました。

「女川は流されたのではない。新しい女川に生まれ変わるのだ」-震災遺構にあるパネルにある震災直後に小学5年生が作った詩が目に留まりました。

今、その小学生は町の職員として働いていると副町長から伺い、勇気づけられました。

「海の駅」として新たに漁港内にビジターバースを作るなど進みつつある「海業」(うみぎょう)のモデル的取組を聴取しました。町の中心部から港につながる素敵な街並み。ぜひ訪れてみてください。

最後に、石巻市では、「東日本大震災後の地域に仕事場を作らなければならない」との思いで、発災後まもなくオランダ式の大型ハウス施設園芸を取り入れ、トマト、パプリカ生産を行う(株)デ・リーフデ北上を、公明党渡辺たくろう市議とともに訪問。

農業生産のほか、直売所とカフェ、加工所を兼ねた「リーフ・デ・テラス」の経営も行い、言葉のとおり、地域の雇用を生み出されています。

さらに、ICTを活用した高度な環境制御によって環境負荷低減や生産性の向上、女性が働きやすい職場環境、障がい者雇用なども実践されており、国として推進している様々な先進的な取組の中で直面する課題について率直な懇談をさせていただきました。

本日、現場で伺ったお声や復興にかける熱い思いを胸に刻み、地域の基幹産業である農林水産業の持続的な発展に向けて、これからも力を尽くしてまいります。

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