神戸市北区 神付有機農業学校の講義を拝聴

本日は、神戸市北区の関係先にご挨拶回り。

大沢地区での神付有機農業学校の講義を拝聴するとともに、有機農業の推進に向けた施策について関係者の皆さまからご意見を賜りました。

講義では、「土と野菜と人間のつながり」（ＮＰＯ法人兵庫農漁村社会研究所 保田茂理事長）「保田ぼかしを利用した有機農業の技術」（同 西村いつき理事）について学びました。

人間に必要な６大栄養素のうち４大栄養素は野菜の摂取で得られること、いい野菜はいい土からでき、いい野菜を食べることからいい人間、いい社会ができることなどについて理解が深まりました。

意見交換をさせていただく中で、

・関心を持つ人々が身近に実践できるよう、こうした草の根レベルでの活動への支援を強化すること

・行政や普及指導員も継続してこうした活動に関与・参画するなかで、有機農業を実践される方々への相談体制を充実していくこと

・そのためには特に県が主導して、兵庫でも増加しているオーガニックビレッジ（※）宣言自治体などのネットワークを構築しつつ、県内でのさらなる普及拡大や地域に適合した技術の確立を支援すること
などの必要性を実感しました。本日現場の実践者から学ばせていただいたことを活かして、今後の施策の推進にあたってまいります。

※ オーガニックビレッジ
有機農業に地域ぐるみで取り組む産地（オーガニックビレッジ）の創出に取り組む市町村
詳細：https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/organic_village.html