2024.09.25

活動報告

北海道への公務出張二日目

北海道への公務出張二日目。きょうは、札幌市、深川市、旭川市を訪問。

札幌では、北海道フードバンクネットワーク事務局を訪問。事務局を務めるNPO法人フードバンクイコロさっぽろ にて加盟団体(フードバンクとまこまい、済生会フードバンク)の代表3名の皆さまと懇談させていただきました。

広大な北海道の各地で、生活困窮者や子ども食堂・福祉施設などに食品を無償で提供し、食品アクセス改善と食品ロス削減に取り組まれる非常に重要な事業です。活動を継続していただけるよう、国としてしっかりと後押しをさせていただきます。

深川では、国営かんがい排水事業(神竜二期地区)の7丁目揚水機場と頭首工をそれぞれ視察。揚水機場は全国的にも珍しい「無動力」、すなわち水力のみで駆動するポンプを使用。

今は三代目ですが基本構造は同じまま。初代ができたのは何と昭和2年(!)ですが、現代にも即した非常にエコな技術です。

石狩川に架かる頭首工などの更新・整備も含めて、農業用水の安定供給に向けて、しかるべく推進してまいります。

最後に、旭川では2020年に開校した北の森づくり専門学院を訪問。林業人材育成の取組を伺うとともに、先日駐日フィンランド大使から伺った同国産の高性能林業機械のシミュレーターを実際に体験。訪問に先立ち、同学院を卒業した若手女性の担い手が活躍する深川市の北空知森林組合の現場も視察させていただきました。

安定的な施業のためには、人材育成と国産材のさらなる活用を進める政策が不可欠です。

今回の出張を通じて、厳しい自然条件を乗り越え、地域ごとに先進的な農林業を展開する北海道の魅力と重要性を再確認することができました。

日本の命の糧を生み出してくださっている各地域の皆さまに心から感謝申し上げます。

各市において公明党議員にも同行いただきました。北海道がもつポテンシャル(潜在力)を最大限に伸ばすことが、我が国の豊かな暮らしを支えることにつながるとの確信をもって、これからも国・道・市町村の連携で施策を推進してまいります。

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