2025.02.04
活動報告
コメ品不足問題、農水省新たな仕組み検討


(衆院予算委で基本的質疑) 備蓄米の活用急げ/コメ品不足問題への対応/岡本政調会長 公明新聞電子版 2025年02月04日付
コメ品不足問題の再発防止策は、私自身、政務官時代の最後の仕事と位置づけ、執念をもって取り組んできました。
政府備蓄米の機動的な活用はその一つ。昨日の岡本政調会長の質疑で取り上げていただき、これまでの経緯についても公明新聞一面に掲載していただきました。
備蓄米の活用で価格が急落すれば、消費者にとってはよくとも、これまでコロナ禍での低価格やウクライナ戦争による資材高騰などで苦しんできた農家のさらなる離農に拍車をかけかねません。
一方で、現在の価格は投機筋も関与している異常事態。食料は消費者に届いてこそ食料安全保障です。物価高に苦しむ国民の負担を軽減するには、取りうる手立てを政治の判断で取らねばなりません。
コメは国民に欠かせない主食。だからこそ、生産者から消費者にいたる全体への細やかな配慮が必要です。
私は生産地から消費地を有するまさに「日本の縮図」たる兵庫県の国会議員として、現場のお声をこれまで丁寧に伺いながら取り組ませていただきました。
きわめて難しい課題ですが、特にこの度の提案を真摯に受け止め、対応を重ねてきてくれた農水省担当課長にも感謝します。
ただし、今回の新たな仕組みはあくまで第一歩。備蓄米の活用をもってしても、円滑な流通に結びつくかはまだ予断を許しません。国には引き続きスピード感のある対応を求めます。
これからもコメの適正価格での安定供給、国民の負担軽減のため、全力で取り組んでまいります。