2025.05.24

活動報告

コメ価格の抑制は国民生活を守る上で急務

コメ価格の抑制は国民生活を守る上で急務。昨日、公明党として備蓄米の売り渡し運用の改善や生産者への支援などを内容とする緊急要請を小泉新農水大臣に行いました。

今朝、懇意にしている輪島のコメ農家からお声を頂きました。

『小泉大臣が「5㎏2,000円台にする」ことを目標として掲げておられます。消費者にとっては大変喜ばしいことでしょうが、この目標値は今後も(令和7年産が出回ったとしても)続けるお考えなのでしょうか?だとするならば、生産現場にいる者としては、非常に不安が強いです。

特に奥能登のような条件不利地では、このような価格帯を国として維持するとなると、正直生産しても儲かりません。儲からなければ誰も続けません。結果、離農者の増加と農業者の高齢化、耕作放棄地の増加は避けられないと思います。』

私からは、『本当に貴重なご意見、ご要望をいただき、ありがとうございます。私も全く同じ見解を持っています。物価高に苦しむ国民のために昨年の倍以上で高止まりしているコメ価格を下げることは急務である一方で、その国民には農家も含まれ、資材高等に苦しんでおり、何より持続可能な営農ができなければ、もとより今の値段ですら食べれなくなること、また、能登や全国の中山間地、過疎地の荒廃が進むことをもっと国民や政治家自身が自覚をして、政府として生産者支援に本気で取り組まなければならないことをこれまでも強く訴えてきました。』とお返ししました。

その姿勢は今も変わりません。都市部もあれば、農村部もある日本の縮図たる兵庫選出の議員だからこその確信です。

ぜひ、今回いただいたような現場関係者のお声を生でいただく機会を設けていく予定です。

生産者も消費者も納得する価格に持って行くことが、今のコメ問題の肝です。

私は5キロ3000円台と主張していますが現場の声を丁寧に伺い、国政に届け、きめ細かな政策遂行を心がけてまいります。

コメ価格の抑制早く/随意契約の備蓄米売り渡しで販売価格5キロ2千円台に/公明、小泉農水相に緊急要請 公明新聞電子版 2025年05月24日付

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