2025.12.02

活動報告

本日、鈴木農水大臣に対し、斉藤代表らとともに「瀬戸内海の養殖カキ大量へい死」に関する緊急要望を行いました

本日、鈴木農水大臣に対し、斉藤代表らとともに「瀬戸内海の養殖カキ大量へい死」に関する緊急要望を行いました。

瀬戸内海では今季、養殖カキの9割以上がへい死する深刻な被害が広がり、兵庫県でも赤穂、相生、室津、姫路など各地で大きな打撃を受けています。

兵庫県は全国でも有数のカキの産地で、生産量は全国4位、生産額は2位。地域の基幹産業であり、多くの雇用と暮らしを支えています。

現場では、今季の出荷だけでなく、来季以降の生産見通しも立たない中で、資材費の支払いや借入金の返済が続き、経営は極めて厳しい状況にあります。

人手不足が続く中、従業員や外国人技能実習生の雇用維持も大きな課題です。

こうした切実な声を踏まえ、私たちは、
・激甚災害に準じた支援
・返済猶予や低利融資などの金融支援
・特定養殖共済の活用
・来季に向けた種苗と資材の確保
・雇用を守るための対策
・徹底した原因究明と再発防止
・瀬戸内海の環境改善
について、具体的な対策を強く求めました。

鈴木大臣からは、原因究明に努めるとともに、公明党の要望を踏まえ「事業者に寄り添って経営を支える」と応答。関係省庁と連携し、雇用調整助成金の活用なども含め、パッケージで支援していく考えを示しました。

生産者の皆さまが安心して再出発できるよう、そして瀬戸内海の水産業を次の世代につなげていくために、国・県・市の公明党議員が力を合わせて、必要な支援が確実に現場に届くよう全力で取り組んでいきます。

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