2026.09.07

活動報告

【出張報告】デンマーク・イタリアを訪問

【出張報告】デンマーク・イタリアを訪問し、先進事例の視察と二国間関係の強化へ

 先週、参議院議員運営委員会理事として、デンマーク(コペンハーゲン)およびイタリア(ローマ、カターニア)を訪問いたしました。

 今回の出張には、大きく分けて3つの重要な目的がありました。
① カウンターパートとなる各国議会・政府関係者との交流
② 現地で活躍する日本人の方々との意見交換
③ 日本より進んだ先進事例に学び、国政での議論に活かすこと

 それぞれの国で、今後の日本に必要な取組やヒントを多数学び得ることができました。主な活動をご報告いたします。

【🇩🇰 デンマーク:環境・エネルギーと投資、働き方】
 議会交流として、ゲーデ国会議長(議事規則委員長兼任)を表敬訪問し、両国の連携について有意義な意見交換。
 先進事例の視察では、ごみ処理場の上にスキー場を併設した複合施設「ARC」を訪問しました。
 廃棄物をエネルギーに転換しつつ、楽しみながら環境配慮を実現する姿勢に感銘を受けました。
 また、官民連携団体「STATE OF GREEN」を視察。
 同団体は、デンマーク政府と国内三大ビジネス協会によるパートナーシップ団体であり、デンマークの企業や専門家への「ワンストップショップ」として、グローバルな協力を通じたグリーン移行の促進という重要な役割を担っています。
 ここでは、神戸市投資アドバイザーも務めるコペンハーゲン・キャパシティのオリバー・ホール氏(技術投資責任者)とも面会。
 日本との投資促進について有意義な意見交換ができ、これからさらに連携を深めていきたいと実感しました。
 さらに、現地の日系企業関係者の皆様との夕食会では、デンマーク特有の柔軟な労働市場(フレキシキュリティ)や働き方についてのお話を伺い、大変参考になりました。

【🇮🇹 イタリア:要人会談、防災・国際貢献、地域活性化】
 ローマでは要人会談として、チリエッリ外務・国際協力省副大臣、そしてゾッフィリ伊日議連会長と会談。
 さらに、観光関係者や在イタリア日本商工会議所関係者の皆様との意見交換会を通じ、両国間の経済・観光交流の現状について貴重なお話を伺いました。
 また、イタリア国立地球物理学・火山学研究所(INGV)本部を視察し、面談を行いました。
 同研究所は5つの研究機関を統合して設立されており、地震・火山・環境(水位上昇等)の3分野で高度なモニタリングと研究を行っています。
 日本の防災科研(NIED)とも協力覚書を結んでおり、自然災害の多い日本にとっても非常に学びの多い視察となりました。
 続いて、1864年設立の歴史を持つイタリア赤十字社にて、災害時の緊急対応や避難所運営など人道支援・防災対応の視察。
 さらに、国連機関(FAO、WFP、IFAD)で重責を担う日本人職員の皆様と懇談しました。
 世界の食料安全保障や農業支援の最前線で日本人が活躍する姿は大変誇らしかったです。
 カターニアでは、日系企業の視察として「日本酸素」の工場を訪問。
 同地には欧州最大級の太陽電池・ソーラーパネル生産施設である「3SUN Gigafactory」があり、日本酸素(Nippon Sanso Italia)の工場もそこでの先端産業を支える重要な拠点として稼働しています。
 また、農業と観光を融合させた「アグリツーリズモ」の先進事例(ヴィラ・デイ・パピリ・リゾート)を視察。
 その土地の食や歴史を活かした力強い地域活性化の取組に学び、日本の地方創生にもしっかりと繋げていきたいと思います。

 最後に、今回の訪問に向けて多大なるご尽力をいただいた国内関係者の皆様、各国の在外公館職員の皆様に心から感謝申し上げます。

 今回得た貴重な知見をこれからの国政にしっかりと反映させるとともに、両国との二国間関係のさらなる発展にも取り組んでまいります。

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